2010年4月16日金曜日

ラーメンズのすすめ

 日付変わって本日4月17日は、ラーメンズ・小林賢太郎さんのお誕生日です。え、もう37歳!? 見えない……。

 さて、カルトQまつりの問題は着々と制作中です。企画のためと自分に言い聞かせ、毎夜毎晩ラーメンズ浸り。なんと充実した日々でしょう。そんな充実を皆さんにも分けてあげたい、というか一緒に楽しんでほしい、ということで、本日は「ラーメンズのすすめ」を著そうと思います。

【ラーメンズのコントをあまり見たことのない人向け】
 ラーメンズって何? お笑いコンビのカルトってどういうこと? そもそもテレビで見たことないんだけど? そんなことを思われている方、多いのではないでしょうか。
 ラーメンズは美大出身の2人によって1996年結成。『爆笑オンエアバトル』の初期に活躍して有名になりました。しかしバラエティ番組のパネラーや司会などいわゆる「お笑いタレント」的なことは一切せず、持ちネタであるコント一本で勝負する方針を持っていたため、次第にテレビから距離を置くようになります。
 活動の中心は、全国ツアーで行われる「本公演」と呼ばれるコントライブ。この公演の様子はDVD化されています。レンタルビデオ店のお笑いコーナーで異彩を放っているのを、目にしたことはないでしょうか。

 そういう、他のお笑いコンビとは一線を画したスタイルが熱烈でマニアックなファンを呼ぶ一方で、「お高く止まって」と反発を呼んでいるのも事実。ちょっと近寄りがたそう、と思われるのも無理はないかもしれません。
 ですがここは一つ、「舞台のお芝居」の感覚で、一本見ていただきたい。いわゆるコントを想像するより、そっちの方がイメージに近いと思うのです。実際、ラーメンズの脚本担当・小林賢太郎は「KKP」という演劇プロジェクトをやっていますし、ラーメンズの看板俳優・片桐仁は、話題の舞台やドラマに欠かせない怪優としても知られています。

 彼らのコントは笑いだけでなく、驚き、せつなさ、怖さ、不安、違和感、いろんな「面白い」を使って僕らを楽しませにかかります。演劇のように、アミューズメントパークのように。
 本公演のDVDを、一度借りて見てみてください。きっと、僕らがこんなにも夢中になっている理由がわかると思います。

【ラーファン向け】
 これを機に、見ていない公演があったら潰してみましょう。僕も数年ぶりに見たビデオで、めちゃめちゃ発見がありました。
 あと、カルトに出場する人は、それぞれのコントのタイトルを覚えておいてください。基本的にタイトルから振る問題になりますので、そこがわからないとかなり不利になると思います。

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